これまで訪れた国は約70、習得した言語は25以上!ノンフィクション作家の高野秀行さんが12/4クレイジージャーニーに出演しました。プロフィールやインド出禁の噂、潜入したお酒を主食とする民族、コンソ族について調べてみました。
プロフィール
名前:高野秀行
出身地:東京都八王子市
生年月日:1966年10月21日
早稲田大学第一文学部仏文科卒業
在学中、早稲田大学探検部所属
探検部での探検行をまとめた『幻の怪獣・ムベンベを追え』でデビュー
同姓同名の【将棋棋士・高野秀行】と間違えられることがあり、棋士の原稿料が振り込まれて返金したというエピソードがあります。
モットーは、「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」。
謎の無政府状態国家ソマリアに8年通ったり、アヘン密造村に7か月住み込みをしたり実際に自身が体験したことを書籍化。
辺境地ノンフィクション作家として執筆された本は40冊以上もあります。
高野秀行さん執筆の本は【高野本】と呼ばれているほど人気があります。
またオークスブックセンター南柏店プラスゲオが【高野本】の聖地と言われています。
高野秀行さんの作品を何冊か読了していますが特に私は『謎の独立国家ソマリランド』が好きです。
妻は片野ゆか
妻である片野ゆかさんも高野秀行さんと同じノンフィクション作家として活躍しています。
『北里大学獣医学部 犬部!』が21年公開の映画「犬部!」の原案本となりました。
同年、「川島なお美動物愛護賞」を受賞しています。
「クレイジー NO.1と言っても過言ではない」
過去にTBSのクレイジージャーニーに出演しタイ、ラオス、ミャンマーの三国国境周辺のアヘン密造地帯に潜入した際のエピソードなどを語っていた高野秀行さんは司会の松本人志さんに「クレイジー NO.1と言っても過言ではない」と言われています。
インド出禁って本当?
インド出禁について調べてみるとどうやらその噂は本当のようです。
出禁の情報は本当だったのか!でも…なぜインド出禁?
気になるよね…!調べてみよう
高野秀行さんは自身のブログにて説明しています。
インドに行かなかったわけではない。
引用元:高野秀行のオフィシャル・ブログ
行ったことは行ったのだが、なんとカルカッタの空港で入国で捕まってしまったのだ。
三年前、ビザなしで入国し、その後強制退去させられたことがあり、その記録が残っていたのだった。
強制退去された経緯を詳しく調べてみると。。。
2002年『西南シルクロードは密林に消える』という本の取材で出国スタンプ無しで中国を出国
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これ以降正式な国境検問所を一切通らずにミャンマー北部のゲリラ支配域を横断してインドに入国
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もちろんこれは違法なので在カルカッタ日本大使館員に相談、インド当局に自首する
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国外追放処分となり、日本へと強制送還
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この時に通過したナガランド州が反政府ゲリラ闘争を抱える地であった事で、入管のブラックリスト入り
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以降インドへの入国を禁止
という過去が!しかし2005年12月13日謎の怪魚「ウモッカ」を探しにインドへ行く際にはインド大使館でビザがおりたため安心していたそうです。
ところが、大使館(=外務省)とイミグレ(=警察)では組織がちがい、ブラックリストも異なる。私は大使館はOKだけどイミグレはNGという状態にあり、つまりは二つの官僚組織間のクレバスに落ちてしまったというわけである。
引用元:高野秀行のオフィシャル・ブログ
むむむ、、、、なんとも複雑だ。。。。
インドに到着しましたがカルカッタ空港で三日間拘束され、四日目にマレーシア空港から強制送還させられたそうです。
これが高野秀行さんがインド出禁と噂されている真相です。
インドに入国できなかったことは残念ですが、無事に帰国できてよかったです!
お酒が主食のコンソ族
高野秀行さんが12/4クレイジージャーニーに出演しました。
コンソ地区のマチャロ村に5泊6日潜入、お酒を主食とするコンソ族との生活を経験する高野秀行さんに密着するという回でした。
お酒が主食!?そんな村があるの?
まずはコンソについて調べてみたよ!
・コンソ(エチオピア南部)日中40度にもなる高原地帯
・コンソ族は400年ほど前から定住
・標高1800mもの山々、その斜面に段々畑を築く
・段々畑の景観、独自の文化が認められて2011年に世界遺産となる
・コンソ族の主食はチャガ(段々畑で採れた穀物を原料にした醸造酒)
・毎日3回大勢集まって酒を飲む習慣
…お酒を飲む習慣があるのは本当みたいだね!
高野秀行さんは辺境旅の行きはどんなに時間がかかっても陸路を選び、その道中をも楽しむそうです。
酒が主食のコンソ地区マチャロ村は山深い場所にあり日本から30時間かけて到着しました。
「ここの食文化は最強」
民族コンソはクレイジージャーニーにて現代の世界で最も異常な食文化をおくる民族で「ここの食文化は最強」という民族だ、と紹介されました。
実際に5泊6日滞在し、朝昼晩チャガと小豆やチャガの素で作った団子だけで過ごした高野秀行さんは「この生活は体にいいかもしれない」と語っており「胃に負担がかかってない感じがする」と体の変化を身をもって体験し、感想を述べていました。
さらに「普通の日本人は食べすぎなんじゃないか」と疑問を投げかけました。
コンソ族はヤギや牛を育て売り、生活資金を得て生活しています。
コンソ産の牛はエチオピア国内で評価が高く高値の特産品なのだそうです。
その秘訣はもちろん牛やヤギの餌もチャガだからそうです!
古来から続く合理的で健康的な食文化ということですね。
チャガってすごいんだな!
村人は一日2ℓから3ℓのチャガを飲むらしい!
家以外でお茶を飲みに村人が集まるお店でも出されるのはチャガだそうです。
そして酔いたい時に行くバーではチャガで作ったソルガムの焼酎を飲むそうです。
特別な日に乾杯するときにもチャガを飲む。村人にとってチャガはまさに必要不可欠なお酒なんですね!
コンソ族の子供もお酒を飲む
ビールのような飲み物であり、コンソの人々にとってはこれが主食なんだそうです!
引用元:TBS
コンソ族の主食はチャガというお酒なのでもちろん子供たちも飲み、外出時にもお弁当にお酒を持ち歩くそうです。
アルコール度数は5%ほどらしいのですがびっくりですね!
チャガを作るのに三日間、時間と手間がかかるため、各家庭で一度に多量に作ります。
そして保存料を加えないため、みんなで集合して飲み干すそうです。
毎日みんなでワイワイとお酒を飲む習慣があるコンソ族。楽しそうですね♪
まとめ
ノンフィクション作家高野秀行さんは、1966年東京都生まれです。
早稲田大学探検部所属、探検行をまとめた『幻の怪獣・ムベンベを追え』でデビューしました。
辺境地ノンフィクション作家として執筆された本は40冊以上です。
インドに到着した際、大使館からビザはおりていたものの強制送還された過去からカルカッタ空港で三日間拘束され、四日目にマレーシア空港から強制送還させられたそうです。
これまで訪れた国は約70か国、習得した言語は25か国語以上です。
そんな高野秀行さんが出会ったコンソ族は子供から大人までお酒を主食とする民族です。
12/4出演したTBSクレイジージャーニーにてコンソ族とのエピソードを明かしてくれた高野秀行さん!今後の活躍もとても楽しみしています!
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